水からの伝言

女子部の活動後期、組織の打ちだしで「これ大丈夫?」と思ったものがありました。
水に文字を見せて、波動を受けた結晶を撮るというものなんですが
女子部の会合席上でこの件が取りあげられていました(好意的に)。

↓リンク
水からの伝言

「南無妙法蓮華経」と書いた紙を水に見せて撮った結晶がとても美しい、ということを
写真パネルを使って説明し、私たちが唱えている日蓮大聖人のお題目がどれだけ素晴らしいのか証明された!
外部の方にもこの写真をぜひ見せてあげてください(折伏に役立てましょう)というものでした。

このとき、他に紹介された写真はネガティブな言葉(「死」や「悪」)を見せた水は結晶しなかった、
いびつな形になったというものと、南無阿弥陀仏の結晶も見せられました。
「南無妙法蓮華経みたいな美しい結晶になっていない」と貶していましたw

幹部曰く
人間の体の60%は水分で出来ている。
南無妙法蓮華経を唱えることで生命が躍動するのは、良い波動を与えているから。
この写真が証明してくれましたね。
ますますお題目を唱え抜いて・友人にも素晴らしさを語って行きましょう~云々。

当時、特に科学の知識があるわけでは無かったですし(文系で、理系はからきしダメです)
これがトンデモだ、と言い切れるものをなにか持っていたわけじゃないのですが
こういった一見してオカルト的・超常現象的なものを、法が正しいことの証明に使いだした事も
明らかな「路線変更」と感じ、私は内心受け付けませんでした。
イイのかこんな事して? 御書根本じゃなかったの?と思いながらも、
喜色満面で幹部が紹介しているさまや・大きくうなづきながら感動したように美しい結晶に見入る
メンバーをみていると、そんな事口が裂けても言えませんでした。

けど、この紹介はたった一度だけで、その後の会合では一切持ちだされる事が無かったんです。
特別なんとも思わず、すっかり忘れ去っていました。

昨年末、実家に帰ったとき仏間の本棚に「水はこたえを知っている」がありました。
母が婦人部で話を聞いて購入していたようで、この本には「南無妙法蓮華経」の結晶は掲載されて
いませんでした。
これって実はどうだったの?と興味がわき、ネットで検索したら「水は答え」と入れた瞬間
予測変換に「トンデモ」と出てきて、爆笑してしまいましたw

wikiによれば、「水からの伝言」はフィクションでファンタジーの扱いだということでした。
「証明」に値するなんてものじゃなかったんですね。
そして面白い一文を見つけました。
”2001年3月の参議院文教科学委員会で、公明党の松あきらが肯定的に引用した。”
私が女子部の会合で目にしたのも、年代的にそのあたりです。

後からトンデモだと解って、組織じゃ「無かったこと」にしたんでしょうか。お粗末すぎます・・。
一言「あれは違いました」と謝るくらいしてくれればよかったのに。
この件について「あれはトンデモだった」という説明は、組織で行われていないと思われます。
少なくともその後数年、女子部にいましたが、聞いた事なかったです。

創価のすごいところ(皮肉ですよ)は、この「都合の悪い事はしれーっと無かったことにする」です。
戸田城聖全集は絶版だし、「人間革命」が全面改定されると聞いてたまげました。
自分たちの歴史をあるがまま認められず
(まぁ、人間革命は最初から池田老人に都合よく書かれたもので歴史もへったくれもない創作ですが)
都合よく事実を捻じ曲げる、そこにどんな意味があるのか。
正義をこれでもかと主張する団体のやることじゃないと思うのですが?

水からの伝言が、「ファンタジー」だということを弁えたうえで、
上のリンクに紹介されているイスラム教「メッカの風景写真」を見せた結晶は非常に美しいですね~。
荘厳なイメージ。私はこの写真が一番好きかな。
でも、組織の会合でこの写真は紹介してくれませんでしたw 当たり前ですね。
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