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活動をドロップアウトしていた当時、勤務先に出入りしている営業マンに声をかけられました。
その人は女子社員のあいだで「王子」と呼ばれるほどのイケメンで、スーツ姿も他の営業さんと
比べると数ランク上でした。 いいもの着てる・靴やバッグや時計もお金かかってるなって感じです。
大手メーカーさんだったから、お給料いいんだろうねって噂していました。
でも、どう考えてもその年齢(20代後半)にしては派手って印象。
「きっと親がお金持ちに違いない」と皆、思っていました。
そんな王子から食事に行こうと誘われたのです、私は指折り数えて約束の日を待ちました。

王子と食事に行き、最初はたわいもないことを話していたのですが
突然「君、どっかで喋りの訓練受けてるの?」と聞くのです。驚きました。
どうしてそう思ったんですか?と尋ねると、発声が違うんだよねと。
仕事で私と電話のやりとりが多かったので、気になっていたと言うのです。
声が通るし、語気がしっかり・はっきりしてる。ナレーターコンパニオンとか目指してるの?と。
この時思いました、白蓮でうけた訓練の賜物だとw
何も目指してないです、と答えると、その声を生かさない?と持ちかけられました。
何かと思えば、ネットワークビジネスのサクラでした。

後日、とある会場に呼び出されました。行ってみると私と同世代の男女が集まっていました。
賑々しい音楽と共に男女の司会者が現れて、ビジネスで成功を掴んだ会員のお話を
聞いて頂きます、それではOOさんどうぞーと、一人の小奇麗なOL風の女性が登壇しました。
どこにでもいそうな、柔らかい雰囲気の女性です。
貧しい家庭に育って、就職してやっと落ち着いたかと思えば、男に騙されてなけなしの貯金を
奪われた。そんなとき友人からこのビジネスの話を聞いた。
半信半疑ではじめてみると、最初の月は10万円程度だったが、半年を超えるあたりから
収入が50万円を超えるようになり、進学をあきらめていたきょうだいの援助もできるようになった。
このビジネスと出会えた事を感謝している。
次は自分の上にいるリーダーを目標に月収3ケタを目指している。
先輩方の成功談を聞いていると、みんな私と同じく学歴もなく・親が資産家だったわけでもない・
一般庶民でもやる気と考え方の変革次第で富を得られることがわかる。要は気の問題。
このビジネスを始めることで、皆さんにも豊かに幸福になってもらいたいと、爽やかに訴えるのです。
決して芝居がかって無いところがまた、リアリティがありました。
女性の後は男性の登壇で、王子でした。
既にファンも居るのか参加者の女性から黄色い声援があがっていました。
時に笑いを交えながら成功談を語り、最近高級外車を買いましたと言って会場をどよめかせていました。

王子はこのネットワークビジネスの、登壇者(サクラ)をやって、会員を勧誘し報酬をもらって
いたのです。
本人はビジネスに手を染めているわけじゃないんです。あくまでもサクラなので。
年齢にふさわしくない持ち物は報酬で得たお金が原資だったと解りました。
そして王子は、私にもサクラをやらないか?と言ったのです。
あくまでも本業にせず、サイドビジネスとして勧誘しているので、大手・中堅企業に勤めている
普通のOLがやっている、というのも一般の人に対し「自分にもできそう」「間違いなさそう」という
信用力になるとのことでした。
勧誘がいやだったら、登壇だけでも1回5000円でどうかと持ちかけられました。

当時、このテのマルチやねずみ講が流行ってて、友人から誘いをうけたこともありました。
でもその時は、友人本人がハマっており(既にお金をいくらか投資した後で)リアルにやっている人間の
誘いでした。
まさかサクラがいただなんて知らなかった私は衝撃を受けました。
あの友人たちも、サクラ(実際にビジネスはやってなく、用意された台本を読んでる)に騙されて
始めたんじゃないかと思うと、いたたまれない気持ちになったし、世の中が恐ろしくなりました。
要は登壇者の”見た目”と”語り口”で
「自分もこのビジネスをはじめたら、あんな風になれるかも」と憧れを抱かせ、騙してるって事だから。
実際ビジネスで儲けてる人なんてほとんどおらず、上層部と運営側(サクラ)だけが甘い蜜吸ってると
いう事実。

やんわりお断りすると、王子はお金が必要になったら俺に相談してよ・この事は秘密にしといてねと
言いました。
その後、王子はうちの担当を外れて別の営業さんが出入りするようになり、後日上司から懲戒解雇になったと
聞きました。 密告者がいたようです。
私以外のOLにも、数多く声をかけていたと思われます。

この経験を通して、フラッシュバックしたのが20代前半バリ活当時のエピソードです。
父が仕事柄、海外出張が多く通常より安く手に入ると言う事で、私は分不相応なブランドの腕時計や
アクセサリーを身につけていました。20代前半のお給料では買えないものです。
また、私は活動が忙しいストレスを買い物で発散しており、とっかえひっかえ洋服や靴、バッグを
買っていました。 でも、おしゃれをして行くところは会合しかありませんw
白蓮になると会館へ週に何度も行く事となり、自宅から会館が遠かったので、自転車だと夜道が心配だと
いうことで、父が乗用車を買い与えてくれました。 
アンチ創価の父だったけど、娘思いでした。
こういった事柄を見て、メンバーの一人が
「祥蘭は折伏も出来てるし、信心強情だから功徳の出方が違うね。すごいわ。私も頑張らなきゃ!」と
笑顔で言ったのです。
私は当時その言葉に「え?これって功徳?」
そんな風に見る人もいるんだ、と新鮮な驚きでした。

また、当時の女子部幹部が地元で有名な不動産オーナーの娘さんで、ものすごく華やかでした。
朝・昼・夜、一日の会合なのに全部服が違うと話題だった程ですw
「信心頑張ったらあんな風になれるのかな」っていう人もいました。

しかし、こんなの功徳でもなんでもないのです。
女子部で信心や活動を頑張ったからそうなったわけじゃない。折伏ができたからでもない。
無一文から這い上がった、というのとは、訳が違う。素地・基礎体力の有無の話です。
こんな基本的な事も、盲信的になると解らなくなるのでしょう。
同志におこったラッキーな出来事も環境も、全部が「信心、功徳のお陰でそうなっている」と
見る人もいる。全ては信心の厚薄によると信じ切っている、そして自分も、と学会活動に励む。
これは厄介な構造だと思います。
他人を見て頑張ろうと思う事は悪いことではないけれど、組織の場合は努力の方向を間違うことが
往々にしてあった気がします。

女子部の圏幹部以上を思い出すと、皆さん学歴もお勤め先も立派でした。
毎回の会合では華やかなスーツを着こなされ、キラキラしていて、憧れの存在でした。
そういった方たちの親御さんももれなく幹部で、自営業者だったり・創価関連の仕事をする裕福な方達です。
壮年部の支部長クラスをみていても、ほぼ自営業者だった記憶があります。最近のことはわかりませんが。
壮年部はいがみあいがスゴイって話を30代の活動期に耳にした事があって、支部長になれなかったから
非活に転じたと噂される壮年がいました。
自分の方が信心強情なのに、社会的地位であいつのほうが上だから選ばれたんだ、悔しい・・的な話です。
当時はそんなことで役職が決まるとは思えなかったけど、覚醒した今は、その傾向は多分にあるだろうって
思います。
幹部=広告塔。
大福運を掴んでいると見えないと、下は当然ついてこない。

創価が宗教を笠に着た巨大なネットワークビジネスだと思われても、いたしかたないでしょう。
確実にもとおかれている「属性」を人事に利用してきた事は間違いないんです。
実家の母がいってました、昭和30-40年代の創価ではスーツを着た男性を「人材」と呼んだ、とw
ブルーカラーよりはホワイトカラー。高卒よりは大卒。
そういった属性の人はすぐ幹部に登用されたそうです。
創価は権威主義では無いと言いますが、大嘘です。
民衆、庶民って言うけど、属性の高い人を広告塔にしてきたことは間違いない事実です。

今年の選挙で新人議員を見ていても、見事に広告塔って感じでしたもんね。
若くて見た目もよくて、創大卒w 経歴も素晴らしい。
会員は、そりゃ応援しますよね。 
また、「創価家族」という言葉があるように、直接血縁関係が無くても同じ創価の仲間というだけで
そういった珍しく抜きんでている人達を”身内”の感覚で、まるで自分たちの誇りにします。
活躍している芸能人・スポーツ選手など有名人に対しても同じ感覚ですよね。
彼らも元々のポテンシャルが高く、そうなれたのであって。信心の厚薄によるものではない。
彼らの活躍を自身の手柄のように語る学会員が多いのも、私は活動家時代からうけつけませんでした。

近頃の創価の信心は、功徳や福運を求めないものになってきているとシニフィエさんのブログの
コメント欄で拝見しました。
みんな、そろそろ現実が見えてきたのでしょうか。
もう、広告塔にむやみにあこがれてみたり・惑わされること無く、自分の足元を見つめているのでしょうか。
そうであれば覚醒前夜だと思います。
次は、仏罰なんてないこと・罰論からの脱却ができれば、もう怖いもの無しです。
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